地域の生産者と購入者をつなぐオンラインマーケットを作れたら面白いのでは?――そんな何気ない思いつきから始まった小さな実験が、「Square Market Hub」という形(デモサイト)になりました。
アイデアの出発点
地元の農産物やお土産、手づくりアクセサリーなどを、購入者が地図上から選んで直接生産者に注文できる。そんな“地元密着型のマーケットプレイス”をWordPressとSquareで作れないか?と思ったのがきっかけです。
実際に開発を進めるにあたっては、AIスーパーアシスタント「Genspark」をフル活用。Astraテーマの子テーマをベースに、コードはほぼAIが生成。正直ここまでAIが実装してくれるとは思っていませんでした。
👉 確認用のデモサイトはこちら
Square Market Hub

実装できた機能
試験段階とはいえ、想定していた多くの機能が実装できました。
- 地元の方が気軽に出品できるマーケットプレイス
- 出品者登録・商品登録機能
- Square APIを使った商品カタログ連携
- WooCommerce × Square決済連携
- 出品者の位置をGoogleマップに表示し、地図から検索可能
- 地域・カテゴリー・キーワードによる商品絞り込み
- 生産者への問い合わせ機能

まだ未実装の部分
一方で、課題も見えてきました。
- ビジュアル面のデザイン調整
- 出展者自身による出品登録機能
- 出展者のSquare APIキー連携
- レビュー機能・お気に入り機能
- マイページ機能の整備
また、WooCommerce自体がかなり動作が重いため、本格的に運用するには負荷や決済方法の検討が必要。
出品者ごとに決済が出来る様にするのは難易度高いので、現状では「ココナラ方式(運営者が決済を一括で受け取り、手数料を引いて出品者へ振り込む)」が現実的だと感じました。
やってみて感じたこと
今回強く実感したのは「AIを駆使すれば、Wordpressのテーマ開発、squareのAPI連携など、ほとんどの機能を実装できる」ということ。
ただし、デザインや体験価値を高める部分では、まだまだ人間の感性が必要。とはいえ、この分野もAIが急速に進化しているので、今後は「人間がアイデアや方向性を示す → AIが形にする」流れが一層加速していくはずです。
つまり、人間に求められるのは 想像力と発想力。
AIをうまく活用することで、地域の人や商品をつなぐ新しい仕組みを作り出せる未来が見えてきました。
まとめ
「Square Market Hub」はまだ実験段階ですが、地域活性化の一つの可能性を示せたと思います。
AIの進化をうまく取り入れることで、これまで個人では難しかった仕組みづくりも実現できる時代。今後もアップデートを重ねて、より実用的なプラットフォームに育てていきたいと思います。
AIと地域の力が交わる未来、これからが楽しみですね。
👉 ご質問やアイデアがあればぜひコメントください!